春に増加!?ぎっくり腰月間
15年ほど整体師やストレッチ講師をしてお客様と向き合う中で、春先は特にぎっくり腰になったり、腰痛を訴える方が増えると感じています。私は3月、4月を「ぎっくり腰月間」と名付け、お客様に注意喚起をしています。
春になり、少し暖かい日が増えて、うっかり防寒着を脱いで出かけてしまったり、薄着で寝てしまったりしていませんか?1日の寒暖差に体が付いていかず、「ぎっくり!」と腰を痛めてしまう方が多いようです。

「ぎっくり腰」とは?
ぎっくり腰とは医学的には「急性腰痛症」と呼び、急性に痛みを引き起こす状態です。腰部の筋肉や靭帯が過度に伸びたり、損傷することによって引き起こされます。また腰以外にも、同じように筋肉や靭帯を損傷することがあるため、「ぎっくり首」や「ぎっくり背中」という言葉もあります。
ぎっくり腰の特徴
・何かを持ち上げたり急に動き出したりしたときに、突発的に痛み、突然発生することが多い症状です。
・腰の痛みのため、体を動かすのが難しくなり、特に前かがみや立ち上がる動作など動きに制限がかかる症状がでます。
・痛みの強さは人によって重症度が異なるが、非常に強い痛みを感じることが一般的です。

【どんな人がぎっくり腰になる?】
ぎっくり腰は誰でも起こり得る症状ですが、特に腰の負担がかかる傾向にあるの方は、下記の理由が複合的に重なることが多いようです。
・中高年層(特に30代後半から60代)で、加齢に伴い、筋肉や人体が弱くなり、腰に負担がかかりやすい人
・定期的に運動する習慣がない運動不足な人は、体幹や足の筋肉が低下し、腰を支える力が弱く、ぎっくり腰の原因になります。
・長時間同じ姿勢でいることや、悪い姿勢で立ったり座ったりする習慣がぎっくり腰のリスクを高めます。
・精神的なストレスが大きいと呼吸が浅くなり、筋肉の緊張を引き起こし、腰痛を悪化させることがあります。
・太り過ぎ、痩せすぎなどもぎっくり腰の要因になります。自分の適性体重を知り、食事や運動の管理をすることが大切です。
私はこの中でも特に普段の姿勢が大事だと考えます。デスクワークや家事で、前かがみでいる姿勢や、背もたれに寄り掛かっての長時間の座り姿勢、どちらかの足に寄り掛かった立ち姿勢、首が体の前に出るスマホ首などが腰に負担をかけてしまいます。
対策としては、こまめに背伸びをしたり、軽い運動をすること。足裏全体をしっかり地面につけ、背骨を伸ばし、頭が体の前へ出ないように視線をあげて正しい姿勢で立ちます。イスに座る時も同様に、足裏を床へつけ、背骨を立てて座ります。
このように、日々姿勢に注意し、気づいた時にすぐ改めることで日常生活での動作を見直すことができ、ぎっくり腰のリスクを減らすことができます。作業や運動をする際には、特に正しい姿勢を意識ことが大切です。

【ぎっくり腰の予防法】
ぎっくり腰になる要因を述べていきましたが、最後に予防法をまとめていきます。
・正しい姿勢を保つ
・適切な物の持ち上げ方
・定期的な運動
・適切な休息
・体重管理
・ストレス管理
・腹式呼吸をする
・専門家でのメンテナンスやアドバイスをうける
これらの予防法を日常生活に取り入れることで、ぎっくり腰のリスクを大幅に減らす事ができます。特に、ぎっくり腰を繰り返している人や、引越しやイベントなどいつもと違う動きをする時には特に気をつけましょう。もしぎっくり腰になった時には、休息を最優先にして、48時間程度はなるべく行動を控えることをおすすめします。


